からだを作る、お魚の栄養
お魚は栄養の宝箱
あなたの体で気になるところはありますか。魚に含まれる栄養は、私たちの体に必要なものばかりなのですよ!
- タウリン:目がよく見えるようにならないかな。成人病も気になる。それならタウリンです。
- ビタミン:最近、肌にニキビが…。健康的なお肌を保ちたい。美しいお肌を保つビタミン。動脈硬化やガンを引き起こす悪玉活性酸素を抑制するビタミンも豊富です。
- EPA(エイコサペンタエン酸):血管の脂肪やコレステロールが気になる…。それならEPA(エイコサペンタエン酸)です。
- タンパク質:強い体をつくりたい!体の働きを良くするタンパク質。
- DHA(ドコサヘキサエン酸):ぴっか〜ん☆頭が良くなりたい!DHA(ドコサヘキサエン酸)は認知症の予防・改善に効果。緑茶(カテキン)と一緒にとると更に効果アップ。
- カルシウム:骨や歯を丈夫にしたい!それならやっぱりカルシウム。
DHA・EPAなら養殖魚!養殖魚には天然魚より、DHA・EPAがたくさん含まれています。
お魚の栄養解剖図
- 1.あたまと目のまわり:血管や皮膚をしなやかにする多糖体やビタミンAが豊富です。目の裏側には「かっけ」予防に効果のあるビタミンB1や、脳の成長や発達に関係するDHAが含まれています。
- 2.骨:ミネラルに富み、血合組織の主成分であるコラーゲンもたくさん含まれています。
- 3.普通肉:すぐれたタンパク質がいっぱい。さらに血液中の悪いコレステロールを減らすEPAもたっぷり含まれています。
- 4.内臓:魚に含まれるカルシウムを上手く働かせるビタミンDがいっぱい。
- 5.筋隔(きんかく):筋隔とは、魚の筋肉を縁取っている白い筋。魚に含まれるカルシウムのほとんどがこの部分に集まっています。
- 6.血合肉(ちあいにく):内臓と並んでビタミンなどが豊富です。さらに注目のタウリンや鉄分のほとんどがこの部分に含まれています。
- 7.皮:肉の部分よりもたくさんのビタミンA、B1が含まれています。特に黒い皮にはビタミンB2が豊富です。
魚の脂?
水中で生活する魚は“変温動物”で、低水温でも体内の脂が固まらないようにできています。したがって魚よりも体温の高い人間の体内では、決して固まらない脂なのです。
なぜ魚は体にいいの?
魚の脂は、不飽和脂肪酸であるDHA・EPA・タウリンを豊富に含んでいる栄養素の宝庫!また、魚の身には、カルシウムやビタミンなど体に必要なものがいっぱい含まれています。
お魚は栄養バランスのとれた食べ物
お魚には、私たちの体を健康に保つ上で欠かすことのできない栄養素がいっぱい含まれています。だから、お魚は数ある食べ物の中でも栄養バランスのとれた優れた食べ物!色々な種類のお魚を調理して、できれば栄養を一杯含んでいる皮や内臓、また骨までも余すところなく美味しく食べて頂くことをオススメします。