天草ぶり
恵まれた自然の中で大切に育てた「天草ぶり」
「天草の海」には多くの種類の魚が、外海から産卵に訪れます。また、天草の海は、真珠の最終仕上げの場として「水が良い」ことでも知られています。 その上、日本でも有数の潮の干満差が大きい海域です。この速い潮流にもまれた「天草ぶり」は、身が引き締まり、ほどよく脂がのった、養殖の技法で育てられた鰤です。
周年に亘り安定した品質で出荷可能であること、餌料(EP,モイスト)の漁場による使い分けやきめ細かな給餌管理による身質の良さ、最新鋭の組合加工場とHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)による高度な食品衛生管理、そしてこれらの統合オペレーションが、量販店さん、商社さん、調理筋から高い評価を受けています。
天草ぶりの5つの評価指標
- 養殖漁場
- 養殖漁場の水質や底質について、定期的な調査を実施しています。
- 餌
- 養殖マニュアルを作成し、これに則っての育成・飼育を生産者と実践しております。これは味・肉質、安全・安心の統一を図るためのものであり、生産者会議を通して、生産手法の向上、周知・徹底を行っております。
- 身質
- 餌止めや、活かし込み、冷やし込み(温度、時間)を季節に応じたきめ細かい調製をすることで、年間を通して、その時期の最良の状態で出荷出来るようにしています。更に、熟練した加工スタッフの厳しい眼で一尾一尾確認しています。
- 鮮度指標
- 商品価値に大きく影響する、表層血合筋の経時的な変化について、熊本県水産研究センターのオープンラボで定期的に検査しています。
- 食品衛生
- 平成16年に組合栖本水産加工場が完成し、SGS-HACCP認証を取得しております。
組合直営加工場の紹介
栖本水産加工場
栖本水産加工場はSGS-HACCP認証を平成16年に取得し、継続しております。今後もお客様が安心して食べられる安全な製品を提供してまいります。